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野外音楽イベントの宣伝に使うデザインを作った話1
2024年10月22日
制作日記
いわむロックFESTIVALという野外音楽イベントがあって、その宣伝に使うポスターとかチラシとかホームページとか諸々をひと通り作らせていただいたのですが、先月、イベントが終わって、一連のやることがようやく落ち着いたので制作を振り返ってみます。
これがチラシですね。
なんだかぐちゃくちゃなデザインですね!
このイベントは今回、「発見」というテーマをもって開催されました。なので、このチラシを見た人に、なにか「あ」っと「発見」していただけるようなデザインが出来たらなと思って作りました。本当は、だまし絵というか、見方によって2通りとかに見えるデザインを作りたかったんですが、なかなか難しかったですね!さておき、このデザインはいろんな絵を重ねて描いています。これらは、このイベントに来ていただいて体験できることを集めたものです。どんな絵が浮かんできますか?
いわむロックFESTIVALのロゴにアヒルの絵が重なっています。このアヒルは、何年か前まで会場付近に住んでいたアヒルで、みんなのマスコットみたいな存在でした。また、これはちょっとあとづけなんですが、会場周辺の岩室温泉の発祥の伝説に雁が登場するんですが、それにもあやかっています。雁とアヒルじゃだいぶ違うのかな?あやかりすぎ?ま!そんなご縁で、描かせていただきました。
あと、左上と右下が塗り残しみたいになっています。このチラシを見た人もイベントの大切な登場人物だから、みんなでイベントを完成させよう、というメッセージが込められています・・・なーんて。綺麗事を!もちろん、嘘ではなくて本当にそう思っていますが、本当は、僕は不完全な絵がとても好きで、不完全な絵からは、なんというか、不安定だからかな、動き出しそうなエネルギーというかエモーションを感じます。これからのアーティストが多い「いわむロック」と相性がいいですね!
ほぼ同じデザインでポスターも作りましたが、僕はチラシのほうが好きです。チラシは葉書よりも一回り大きいB6サイズで、お店とかに置きやすく、ぱっと手にとって持っていきやすいようにしました。ポスターがB2サイズだったので、チラシもB版にすることでそのまま流用しやすくしました。チラシは、角を丸くカットしたら、モノとして愛着のわく仕上がりになりました。
これは、デザインに使ったイラストレーターの編集画面です。なんだかぐちゃぐちゃですね!
ええ。なんでもかんでもひとつのファイル上に作っちゃいます。ほんとは分けたほうがプロっぽいのかな?多分そうでしょうね。ホームページに載せるパーツのデザインとか、あと、ドサクサに紛れてTシャツのデザインとかもこのファイル上でやってますね・・・
SNSのヘッダーに載せる絵とかも。。このファイルを開けば結構用事が足ります。デザインデータを人に渡すとき、ようやく別のファイルに分けます。だいじょうぶ、さすがにこのまま渡しませんよっ
レイヤーも、分かる人にはわかると思いますが、整理しようと戦いつつも整理しきれずに敗北していく様子がビシビシと伝わってきます。
いわむロックに関しては、書き始めると本当にキリがないので一旦はこのへんにしておきます。
最後に、デザインの作業の経過をスクショしてタイムラプスみたいに出来たらと思って作った(けど思ってたのとちょっと違った)GIFアニメを置いておきます。